LM Studio Bionicとは?LM Studio本体・local model・Secure Cloudの違い

公開日
2026-07-28
更新日
2026-09-29
情報確認日
2026-09-29
編集・運営
Local AI Compass

LM Studio Bionicは、LM Studio本体に名前を変えただけの機能ではなく、コードや文書を扱う別のagent appです。現行のmodel pickerでは、このPCで動かすlocal model、LM Link経由の別端末上のremote model、Secure Cloudのcloud modelを選べるため、Bionicを使うことと全処理がこのPC内で完結することを同じ意味にしないでください。

導入前に確認すること

  • Windowsのバージョン、メモリ容量、GPU/VRAM、空き容量を確認する
  • 最初は軽量モデル、短い質問、少ない同時作業から始める
  • 公式サイトの対応OS、利用規約、モデルのライセンスを確認する

Bionicをひとことで

LM Studio本体との違い

LM Studio本体とBionicの役割比較
比較軸LM Studio本体LM Studio Bionic
位置づけモデルを探す、ロードする、server/APIを設定するagentを使ってコード・文書・ファイル作業を進める
モデル実行local model、runtime、local serverを細かく確認local、LM Link、Secure Cloudから作業ごとに選ぶ
ファイル操作モデル単体やAPIの確認が中心Code/Work project、sandbox、checkpoint、previewの説明がある
高度な設定Developer Mode、llmster、現行native /api/v1/chat、permission keysagent projectとmodel pickerを中心に使う
始める順番軽いモデルで短い質問local projectで変更を確認してからcloud・外部toolへ進む
local・LM Link・Secure Cloudを分けるの表
選択肢実行場所の考え方初心者の確認
local modelこのPCにダウンロードしたモデルを置き、on-deviceで推論するモデルがこの端末へ保存済みか、RAM/VRAM、必要なtools・image input
remote model(LM Link)別端末上のlocal modelへ接続し、別端末が推論を処理するリンク先が起動・共有中か、会話を使う端末と推論する端末を分ける
Secure CloudLM Studio Secure Cloudのhosted modelで推論するinternet、signed-in account、billing、credits、送信する資料

現行Bionic docsでは、remote modelはLM Link経由で別端末のlocal modelを使う構成、cloud modelはこのPCのmemoryを推論に使わないhosted modelとして分けられています。remote modelはリンク先が利用可能でlocal modelを共有している間だけmodel pickerに表示されます。ZDRはcloudのデータ保持方針の説明であり、端末ログ、ローカル保存、MCP、web search、別providerの条件まで保証する言葉として広げません。

Bionicのmodel pickerで選ぶ順番

  1. 入力や文書をこのPCの外へ出したくなく、モデルがPC資源に収まるならlocal modelを選ぶ。
  2. 自分の別PCやserverのGPUを使いたいならremote model(LM Link)を選び、リンク先が起動してlocal modelを共有していることを確認する。
  3. このPCのmemoryを使わず大きいhosted modelを試すならSecure Cloudを選び、internet、sign-in、billing、creditsを確認する。
  4. model pickerで選んだ経路を記録し、tools・image input・作業を自分のdevice内に置く必要性・速度とmemory条件を別々に確認する。
LM Studio Bionicでlocal・remote・cloudを選ぶ判断
判断選ぶ候補残る確認
このPCで完結させたいlocal modeldownload済みか、hardware fit、オフライン利用の範囲
別の自分の端末へ処理を寄せたいremote model / LM Linkリンク先の可用性、推論端末、接続とデータ転送
hosted modelを使いたいcloud model / Secure Cloudinternet、account、billing、credits、入力資料

model pickerのRoot modelは新しいsessionの既定値です。既存sessionのmodel pickerでも変更できるため、既定値を変えたことだけで過去の会話や全プロジェクトの実行場所が変わったとは決めつけず、現在のsessionで選ばれたmodelを確認します。

Gemma 4のvision modelで既定のload設定が原因と疑われる場合は、Bionic 1.1.6(2026-09-23)の変更履歴にGemma 4 vision modelsのdefault loading settings修正があります。1.1.6より前なら更新後に再度loadして確認します。この記載だけでは、あらゆるload失敗や画像入力の不具合が解消するとは判断できません。model pickerでは画像入力対応を、Exploreでは端末への適合性も確認してください。

Code projectとWork projectで確認すること

公式発表では、Code projectはlocal codebaseを調べ、編集、debug、inline diffを確認する流れが説明されています。Work projectは文書、PDF、deck、spreadsheetなどをsandboxed environmentで扱い、checkpointとrollbackを使えると説明されています。

  1. コピーしたテスト用フォルダまたは公開文書から始める。
  2. 作業対象と書き込み可能な場所を明示する。
  3. 最初の変更はinline diffまたはpreviewで確認する。
  4. checkpoint、rollback、保存先、生成ファイルを確認する。
  5. cloud model、web search、MCPを使った場合は送信先と権限を記録する。

Voice keyboardとプライバシー

Bionic公式発表は、voice keyboardの音声転写をlocal transcriptionとして説明しています。音声入力がlocalでも、そこから送る文章をcloud model、web search、MCPへ渡せば通信経路は別に生じ得ます。

  • Bionic公式発表 - offline voice transcription、Code/Work project、local/cloudの説明を確認する
  • Bionic pricing - local利用とcloud creditsの現行案内を確認する

PCスペックと料金の考え方

PCスペックと料金の考え方の表
使い方PC負荷費用・通信の見方
local chatモデルサイズ、context、RAM/VRAMの影響が大きいBionicのlocal利用とモデル保存容量を確認
local agentファイル検索、再推論、checkpointで通常chatより増えやすいPC負荷と作業対象の権限を確認
Secure Cloud推論計算はPCから外れるaccount、billing、cloud credits、送信するデータを確認

「cloudを使えば無料」「localなら無制限」とは書かず、価格・枠・provider表示をその時点で確認します。

Windows初心者の始め方

  1. LM Studio本体またはBionicの公式配布元を確認する。
  2. local modelを1つ選び、短い日本語質問で速度を見る。
  3. 変更しないテスト用フォルダでCode/Work projectを試す。
  4. local、LM Link、Secure Cloudのどれを選んだかメモする。
  5. 外部通信やcloud modelを使う前に、入力データ、アカウント、billing、権限を確認する。

向く人・向かない人

向く人
local modelを試しつつ、コードや文書作業をagentへ広げたい人。作業前後のdiffやcheckpointを確認できる人。
向かない人
単にGGUFを探してチャットするだけでよい人、cloudへ送ってよいデータの判断をしたくない人、agentの権限確認を省きたい人。
判断保留
料金、使用枠、対象provider、Windowsの画面名が自分の環境で確認できない場合は、まずLM Studio本体のlocal chatから始めます。

よくある質問と次のページ

よくある質問

Bionicは無料ですか?

公式pricingではlocal LLMと音声転写を使うFree欄が案内され、cloud inferenceはcloud credits欄に分かれています。料金、枠、ログイン条件は利用時点の公式pricingを確認してください。

Bionicはlocal modelだけで使えますか?

公式発表ではlocal modelを使える一方、LM LinkやSecure Cloudも選べます。model pickerと接続先を確認し、cloudを使わない構成を自分で選びます。

LM Studio本体を削除してよいですか?

Bionicと本体は別アプリですが、local runtime、モデル、server、低レベル設定、接続先で役割が重なる場合があります。用途と保存データを確認してから削除してください。

Code projectが本番repoを自動変更しますか?

実際の変更範囲は設定、対象フォルダ、agentの操作、権限によります。本番repoではなくコピーで試し、diff、checkpoint、rollback、書き込み権限を人間が確認します。

ZDRなら秘密情報を入力してよいですか?

ZDRはLM Studioがcloud requestを保持しないという公式説明です。端末ログ、接続provider、MCP、web search、組織ルールまで含めた安全保証ではないため、秘密情報を無条件に入力しません。

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ローカルAIエージェントを試したい人

Bionic、Ollama、AnythingLLM、Hermesを役割別に分け、local/cloud、tool、保存、PC負荷を順番に確認します。

  1. ローカルAIエージェント比較
  2. Kimi K3はlocalかcloudか
  3. AnythingLLM Model Router
  4. Scheduled JobsとMemories
  5. Magic Echo・Beacon・Tab
  6. agentのPC負荷とKV cache
  7. WindowsでローカルAIコーディングを始める
  8. VS CodeでローカルAIを使う
  9. local modelでもprivacyを確認
  10. Ollamaのlocal/cloud
  11. LM Studio 0.4.0のAPI入口
  12. AnythingLLMの解説
  13. PC診断ページ

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