Qwen-Image-2.1をWindowsのComfyUIで使う方法|モデル配置と画像編集
- 公開日
- 2026-09-24
- 更新日
- 2026-09-24
- 情報確認日
- 2026-09-24
- 編集・運営
- Local AI Compass
Qwen-Image-2.1は、ComfyUIの公式ワークフローからテキスト画像生成と画像編集に使えます。ComfyUI本体を対応版へ更新し、diffusion model・text encoder・VAEをそれぞれのフォルダへ置いて、用途に合うworkflowを読み込みます。公式資料にWindows向けの最低VRAM保証はないため、モデル名と実際のロード結果を確認しながら進めます。
導入前に確認すること
- Windowsのバージョン、メモリ容量、GPU/VRAM、空き容量を確認する
- 最初は軽量モデル、短い質問、少ない同時作業から始める
- 公式サイトの対応OS、利用規約、モデルのライセンスを確認する
まず結論:Qwen-Image-2.1はComfyUIの画像workflowから始める
Qwen-Image-2.1は、文章から画像を作る用途と、入力画像を編集する用途を持つ画像生成モデルです。Qwen公式model cardは2026年9月20日の公開と同日のComfyUI対応を案内し、Comfy-Orgはテキスト画像生成と画像編集のworkflowを別々に配布しています。
| したいこと | 読み込むworkflow | 最初に確認すること |
|---|---|---|
| 文章から新しい画像を作る | Qwen-Image-2.1 Text-to-Image | diffusion model、text encoder、VAEの3種類がworkflowの選択肢と一致する |
| 手元の画像を変更する | Qwen-Image-2.1 Image Edit | 編集対象の画像と、追加の参照画像を正しい順で指定する |
この案内はComfyUIのworkflowと画像用weightsを扱います。GGUFをチャット用モデルとして登録する手順とは別です。
Windowsで先にComfyUIを更新する
公式model cardはQwen-Image-2.1のComfyUIネイティブ対応を案内しています。古いComfyUIでは新しいworkflowやノードが見つからないことがあるため、モデルを大量にダウンロードする前に、使っているComfyUIを最新の公式手順で更新して再起動してください。
- まだComfyUIがなければ、公式ダウンロードページからWindows向けの導入方法を選びます。GPUの種類と配布版の対応条件は、導入するパッケージの案内で確認します。
- Comfy DesktopならManage panelのUpdate tabでstableとLatest on GitHubを確認します。stableは新機能が後から入ることがあるため、必要ならComfyUIの公式更新ガイドでDesktop・Portable・Manualそれぞれの手順を見ます。
- 更新後に再起動し、workflow一覧で「Qwen-Image-2.1」を検索します。templateだけがない場合は公式workflow JSONを直接開き、ノード自体が認識されない場合はComfyUI本体と必要なcore dependencyの更新状態を確認します。
- ComfyUIをWindowsに導入する - 公式の配布方法とWindows向けの選択肢を確認する
- ComfyUIの公式更新ガイド - stable/development、Desktop・Portable・Manualの更新手順を見る
- 公式Text-to-Image workflow - 文章から画像を作るworkflow JSONを見る
- 公式Image Edit workflow - 画像編集workflow JSONを見る
3種類のモデルファイルを所定の場所へ置く
Comfy-Orgのworkflowは、画像を作るdiffusion model、文章や画像を処理するtext encoder、画像を復元するVAEを別々に読み込みます。ファイルの役割とフォルダを取り違えると、モデルが選択欄に出なかったりworkflowがロードできなかったりします。
| 役割 | 公式workflowにあるファイル名の例 | ComfyUI内のフォルダ |
|---|---|---|
| Diffusion model | `qwen_image_2.1_int8_convrot.safetensors` または `qwen_image_2.1_bf16.safetensors` | `models/diffusion_models/` |
| Text encoder | `qwen3vl_8b_int8_convrot.safetensors` または `qwen3vl_8b_bf16.safetensors` | `models/text_encoders/` |
| VAE | `qwen_image_2.1_vae_bf16.safetensors` | `models/vae/` |
ComfyUI/
└── models/
├── diffusion_models/
│ └── qwen_image_2.1_int8_convrot.safetensors
├── text_encoders/
│ └── qwen3vl_8b_int8_convrot.safetensors
└── vae/
└── qwen_image_2.1_vae_bf16.safetensorsBF16とINT8のファイルは公式workflowに掲載された選択肢です。workflowの各モデル選択欄に表示される名前と、実際に置いたファイル名を合わせてください。INT8を選んでも、特定のVRAM容量で必ず動くという意味にはなりません。
- Comfy-Org公式Qwen-Image-2.1 weights - 必要ファイルの現行名と配布元を確認する
公式workflowで最初の生成・編集を試す
最初の一回は公式JSONの初期設定を保ち、短いpromptと小さめの入力から始めます。workflowの初期値は動作確認の入口であり、他のサンプラーや解像度を使うときの最適値を保証するものではありません。
- ComfyUIのworkflowからText-to-ImageかImage Editを開く。workflowがモデルファイルを要求する場合は、前の表の3種類を正しいフォルダへ置く。
- 各モデルの選択欄で、ダウンロードしたファイル名を選ぶ。選択肢が空なら、ファイルの種類・フォルダ・ComfyUI再起動を順に確認する。
- Text-to-Imageでは短いpromptを入力する。Image Editではimage_1を編集対象にし、追加画像を参照として使うときだけimage_2以降へ入れる。
- Queueを実行し、workflowが最後まで進んでSave Image nodeの出力が得られるか確認する。成功を確認してから解像度や他の設定を一つずつ変える。
| 設定・入力 | 公式資料にある例 | 読み違えないためのポイント |
|---|---|---|
| 生成steps | ComfyUIの公式templateは25、Qwen READMEの例は40 | workflowごとの初期値であり、相互に矛盾する必須条件ではない |
| 解像度 | Qwen model cardは2K生成例を掲載 | 2K対応はWindowsのVRAM要件や処理時間の保証ではない |
| 参照画像 | Qwen-Image-2.1は最大10枚を扱う例がある | 編集対象image_1と追加参照image_2以降をprompt中の画像番号と合わせる |
workflow・モデルが見つからない時の切り分け
| 症状 | 最初に見るところ | 次の対応 |
|---|---|---|
| workflow一覧にQwen-Image-2.1が出ない | ComfyUI本体とworkflow templateが更新済みか | 本体を更新して再起動し、公式workflow JSONを直接開く |
| モデル選択欄にファイルが出ない | diffusion_models / text_encoders / vaeのどこへ置いたか | フォルダとファイル名を公式workflowに合わせてから再起動する |
| workflowがノード不足で止まる | ComfyUI本体がQwen-Image-2.1対応を含む版か | 最新の公式版へ更新する。workflow JSONだけでは未対応ノードを追加できない |
| VRAM不足で処理が止まる | 解像度、読み込んだ他モデル、選んだweight variant | 公式資料はWindowsの最低VRAMを保証していない。設定を小さくしても動作を保証できない場合は、実機とGPUの仕様から見直す |
| 編集結果が別画像を変える | image_1〜image_10の並びとprompt中の画像番号 | 編集対象をimage_1へ戻し、参照画像番号を入力順に合わせる |
- ローカルAI用PCスペックの見方 - GPU・VRAM・RAM・ストレージを用途別に確認する
- ローカルAIが重い・動かない時の確認順 - アプリの種類ごとに症状を切り分ける
公式情報と更新確認
Qwen公式READMEはモデルの公開日、機能、ComfyUI対応、テキスト画像生成と画像編集の例を掲載しています。ComfyUI側のworkflow templateは必要なファイル名と配置先を示しています。GPUの最低条件・生成速度はWindows実機で再現できる根拠がないため、この記事では数値を断定しません。
- Qwen-Image-2.1公式README - 対応runtime、機能、最新の公式案内を確認する
- Comfy-Org公式モデル配布 - workflowと同じファイル名のweightsを取得する
- ComfyUI公式Text-to-Image template - 生成workflowの最新JSONを確認する
- ComfyUI公式Image Edit template - 編集workflowの最新JSONを確認する
- ComfyUI公式更新ガイド - core・依存workflow template・update channelの違いを確認する
よくある質問
Qwen-Image-2.1をLM Studioのチャットモデルとして読み込めますか?
この記事で扱う公式ComfyUI配布物はdiffusion model、text encoder、VAEを組み合わせる画像workflowです。ComfyUIのworkflow JSONと指定されたsafetensorsを使い、GGUFのチャットモデル読み込みとは分けてください。
Qwen-Image-2.1に必要なVRAMは何GBですか?
確認したQwenとComfyUIの公式資料には、Windows向けの最低VRAM値や特定GPUでの動作保証はありません。weight variant、解像度、他に読み込んだモデルなどが関係するため、固定のGB数を保証できません。
公式workflowで25 steps、Qwen READMEで40 stepsなのはどちらが正しいですか?
どちらも各workflowの設定例です。ComfyUIのtemplateは25、Qwen READMEの生成例は40を使っています。別のworkflowの値を必須設定として移さず、まず選んだ公式workflowの初期値で動作を確認してください。
Image Editではどの画像をimage_1に入れますか?
公式ComfyUI image-edit workflowではimage_1が編集対象です。追加の参照画像を使う場合はimage_2以降へ入れ、promptに書く画像番号を入力順に合わせます。
次に読むおすすめルート
初めてローカルAIを触る人
まず全体像をつかみ、LM StudioとOllamaの違い、モデルサイズの考え方を順番に確認します。
- クラウドAIとローカルAIの使い分け
- ローカルLLMとは
- ローカルAIを入れる前に確認すること
- WindowsでローカルAIを始める完全ガイド
- Windows ARMでローカルAIを使う前の確認
- WindowsでOllamaをインストールする
- Windowsでローカル音声認識を始める
- WindowsでローカルTTSを始める
- WindowsでローカルOCRを始める
- Windowsで話者分離を始める
- WindowsでローカルAI翻訳を始める
- LM Studioとは
- GGUFとは
- GGUF版とは
- GGUFファイル名の読み方
- LM StudioでGGUFを入れる方法
- LM Studioで画像を読み込む方法
- LM Studioのモデル保存場所と移動
- 小型LLM・量子化の現実
- GGUF量子化安全とRAG/NPU研究
- Quant.npuとNPU向け静的量子化
- LENSで見るNPUレイテンシ予測
- Copilot+ PCのNPU期待値
- Hugging Face安全チェック
- PDF/RAG/引用確認の現実
- LM Studioで最初に選ぶモデル
- GGUFモデル選び診断
- Hugging FaceでGGUFモデルを探す方法
- Q4/Q5/Q8の違いと選び方
- 日本語GGUFモデルの選び方
- Q4/Q5/Q8研究ガイド
- Hermes Desktopとは
- Hermes DesktopとLM Studio接続
- Hermes DesktopとOllama接続
- Hermes Desktop接続トラブル
- Hermes AgentとDesktopの違い
- ローカルLLMツール比較
- ローカルAI更新メモ
- 診断ページ
あなたはどのタイプ?
- 初めてローカルAIを触る人 - まず全体像をつかみ、LM StudioとOllamaの違い、モデルサイズの考え方を順番に確認します。
- LM Studio・Ollamaの症状別トラブルを解決したい人 - 起動、モデルロード、Prompt Processing、generation、API接続、GPU確認をツール別に分けて読みます。
- GPUなし・低スペックPCの人 - 軽量モデル、メモリ別の目安、重いときの確認ポイントを先に見ます。
- PDFや資料を読ませたい人 - 先に基本を押さえ、モデル単体の確認後にAnythingLLMへ進みます。
- ローカルAIエージェントを試したい人 - Bionic、Ollama、AnythingLLM、Hermesを役割別に分け、local/cloud、tool、保存、PC負荷を順番に確認します。
- 開発・API連携したい人 - LM StudioとOllamaの違いを確認し、API、長文処理、RAGまで段階的に進みます。
関連チェック先
- Qwen-Image-2.1 official model card - 公開日、画像生成・編集の機能、ComfyUIのDay-0対応、公式ワークフローへの案内を確認できます。
- Comfy-Org official Qwen-Image-2.1 weights - ComfyUI向けのdiffusion model、text encoder、VAEの配布ファイルを確認できます。
- ComfyUI official text-to-image workflow - Qwen-Image-2.1のテキストから画像を作る公式ワークフローと、必要ファイル・設定を確認できます。
- ComfyUI official image-edit workflow - Qwen-Image-2.1の画像編集ワークフロー、入力画像と参照画像の扱いを確認できます。
- ComfyUI for Windows - Windows向けのComfyUI導入方法と配布先を確認できます。
- ComfyUI official update guide - Desktop・Portable・Manualそれぞれの更新方法と、stable/development、workflow templateの更新差を確認できます。