Stability Matrixへ既存ComfyUIを取り込む方法|モデルとworkflowの移行

公開日
2026-09-24
更新日
2026-09-24
情報確認日
2026-09-24
編集・運営
Local AI Compass

Stability Matrixへ既存のWindows ComfyUIを取り込む前に、アプリをv2.16.4以降へ更新し、ComfyUI packageとData directoryの場所を分けて確認します。公式のv2.16.4技術ノートは、既存packageの移行中に1.2 TBのフォルダが再帰削除された単一報告と、関連する削除経路の修正を説明しています。修正版でも、作業前のバックアップと取込み後の確認を省かないでください。

導入前に確認すること

  • Windowsのバージョン、メモリ容量、GPU/VRAM、空き容量を確認する
  • 最初は軽量モデル、短い質問、少ない同時作業から始める
  • 公式サイトの対応OS、利用規約、モデルのライセンスを確認する

先に結論:v2.16.4以降へ更新し、元データを残してから取り込む

Stability Matrix v2.16.4の技術ノートには、Windowsで既存のComfyUIをData\Packages\ComfyUIへ移して取り込もうとした際、1.2 TBのフォルダが再帰的に削除された一件が記録されています。ノートはinstall・uninstall・shared-folder切替の削除経路を修正したと説明しています。この報告をすべての利用者に起きる障害へ一般化せず、v2.16.4以降へ更新してから、作業前コピーを用意してください。

Stability Matrixへ既存ComfyUIを取り込む前の確認表
確認移行前にすること判断の目安
Stability Matrix version公式release pageで使用中のversionとv2.16.4以降の修正を確認する古い版のまま既存folderをInstall先へ指定しない
Import先画面に表示されたtarget path、file count、total sizeを読む予想したpackageと違う場合はCancelしてpathを見直す
戻せるコピー元のComfyUI folder、models、custom nodes、workflow、設定の保存先を確かめるコピーが検証できるまで元folderを削除しない

v2.16.4のnon-empty-folder確認は、既存かつ空でないInstall先でtarget path・total size・file countを示すdialogを出し、既定はCancelです。誤操作を見つける安全策であり、ダイアログが出ること自体はバックアップではなく、過去に削除されたファイルを復元する機能でもありません。

Data directoryとComfyUI packageの置き場所を分ける

Stability MatrixのlibraryとComfyUI packageの役割
場所主な内容移行時に確認すること
Data directoryStability Matrixのlibrary root。Packages、Models、Images、Workflowsなどを含むComfyUI packageのfolderではなく、Stability Matrixのlibrary rootを選ぶ
Packages\ComfyUIComfyUI本体、Python環境、extension、package内設定やローカルファイルConfig sharingでも実体のmodel fileがここに残ることがある
Models複数packageで共有するmodel libraryshared folderが見えることと、model architectureをloaderが扱えることは別
Workflows / Imagesworkflow libraryと共有outputspackage内のworkflowやoutputと別の場所になる場合がある

Stability Matrixのportable modeではData folderがアプリ実行ファイルの隣に置かれます。portableでない場合の初期場所は%AppData%\StabilityMatrixなどですが、設定で選んだ場所も使えます。設定画面でData directoryを切り替えても、既存package・models・imagesが自動で移動するわけではありません。

Data directory rootにはsettings.jsonがあり、既存libraryとして認識されます。単に別のfolderを選ぶ操作と、中身を別driveへコピーする操作を混ぜず、空き容量も先に確認してください。

Windowsで既存packageを移行する手順

  1. Stability Matrixを公式配布のv2.16.4以降へ更新し、ComfyUIが動作中なら現在の生成を終えて停止する。
  2. 元のComfyUI folder、models、custom nodes、workflow、output、extra_model_paths.yamlがそれぞれどこにあるか記録する。必要なものを取込み先とは別の場所へコピーして開けることを確認する。
  3. Stability MatrixのData directory rootと、取り込むComfyUI package folderを区別する。Data directoryを変更する場合、その変更だけでは既存fileは移動しない点を確認する。
  4. 公式FAQで説明されるimport経路に沿い、Package Managerが既存packageとして認識したらImportの案内を使う。Install先として既存folderを指定する確認画面が出たら、path・size・countが一致するか読み、判断できなければCancelする。
  5. import後、package名と起動consoleを確認し、model list、workflow、custom node、outputの保存先を一つずつ開く。小さな既存workflowを実行して結果が保存された後も、バックアップを残す。

公式FAQが説明する標準package importでは、既存packageがPackages内でUnknown Packageとして認識され、typeとversionを選びます。model filesは設定に応じてshared Modelsへ移る場合があるため、移行前後で実際のpathを確認してください。

Model Sharingとextra_model_paths.yamlを確認する

Stability MatrixのComfyUI Model Sharing設定
設定ComfyUIからの参照方法既存fileで気を付けること
Configpackage内のextra_model_paths.yamlへshared pathを設定する既存model fileがpackage内に残ることがある。uninstall前に実体の保存先を調べる
SymlinkWindowsではjunctionを使いshared libraryへ接続するlink先と実体は同じfile。削除・移動をbackupと取り違えない
Nonepackage自身のmodel folderまたは手動設定pathを使うshared libraryを自動でpackageへcopyする設定ではない

Stability Matrixが管理するextra_model_paths.yamlのstability_matrix sectionは、アプリが共有pathを更新する領域です。独自pathを追加する場合は、この管理sectionの外側へ置きます。Config sharingではComfyUI内のmodels/checkpointsが空でも、設定されたshared pathからmodelを読める場合があります。

Model Sharingの方式を変える前にpackageを停止し、移動されるfileやshared libraryの実体を確認します。modelが一覧に出ることは、workflowが要求する形式・architecture・companion fileをloaderが扱える保証ではありません。

Workflowsページが固まる場合と移行後の確認

別に、v2.16.4のtechnical notesはworkflow library linkの循環をv2.16.3で追加されたlinkと結び付けて説明しています。1.2 TBの削除報告と原因を混同せず、Workflows一覧が固まる場合の独立した確認項目として扱います。

Stability Matrix v2.16.4のtechnical notesは、Data\WorkflowsがComfyUIのuser\default\workflowsを指し、そこから戻るlinkも作られると、Stability Matrix\Stability Matrixとdirectoryが再帰する別の事例を説明しています。v2.16.4はloopになるlinkの作成を拒否し、既存のloop linkを次のComfyUI起動時に除去する対策を記載しています。これは1.2 TB削除報告とは別のworkflow-library症状です。

既存ComfyUIを移行した後のStability Matrix確認表
症状先に確認すること次の一手
Import前の確認画面でpathやsizeが想定外対象がData rootか、既存ComfyUI packageかCancelし、先にfolder位置とbackupを見直す
ComfyUIのmodels folderが空に見えるModel SharingがConfigか、package内のextra_model_paths.yamlshared pathとmodel categoryを確認してpackageを再起動する
独自model pathが起動後に消えるextra_model_paths.yamlのstability_matrix section内か外か独自pathを管理section外へ移し、公式設定を再確認する
Workflows pageが読み込み続けるData\WorkflowsとComfyUI workflow folderのlinkが循環していないかStability Matrixを更新し、ComfyUIを起動してからworkflow一覧を再確認する
packageをuninstallした後modelが見えないmodelがshared Modelsかpackage内の実fileか削除操作の前に保存先を確認し、残してあるbackupを維持する

modelsやworkflowの保存先が確認できるまでは、同じfolderへ再install・再importを繰り返さないでください。issue #1733の削除ファイルをv2.16.4へ更新するだけで復元できる、という説明は公式資料にありません。

ComfyUI workflow側のmodel配置を確認する

Stability Matrixはpackageの更新・model sharing・保存場所を管理し、Qwen-Image-2.1やWan2.2のworkflowはそれぞれ異なるdiffusion model、text encoder、VAE、LoRAの組み合わせを要求します。Import後にmodelが見つからない場合は、package sharingと、workflowが指定するmodel file・ComfyUI内のfolderを別々に確認します。

workflowが参照するmodel fileは揃っているのにAMD GPUで `CUDA error: invalid argument` や `hipErrorInvalidValue` が出る場合は、model pathではなくWindows ROCm / PyTorchの更新条件を別に確認します。

公式情報

情報確認日現在、Stability MatrixのGitHub release pageはv2.16.4をLatestとして掲載しています。既存ComfyUIの移行手順や画面は更新される可能性があるため、versionとdialogを公式資料で確認し、データ保全は別に行ってください。

よくある質問

Stability Matrix v2.16.4ならComfyUIのデータは必ず安全ですか?

必ずとは言えません。v2.16.4のrelease notesは既存folderへのinstall時の確認、実directoryを誤削除しないlink処理、uninstall警告を修正しています。作業前copyを残し、target path・file count・sizeを確認してください。

Data directoryを変更すれば既存ComfyUIやmodelsも移動しますか?

自動では移動しません。設定変更はStability Matrixが参照するlibrary pathを切り替える操作です。既存Packages、Models、Imagesの内容を保つには、公式Data Directory手順に従ってfileを移し、再起動後に認識を確認します。

ComfyUIのmodels/checkpointsが空ならshared modelは使えませんか?

Config sharingなら、package内のextra_model_paths.yamlからshared Modelsを参照している場合があります。Model Sharing方式と設定pathを確認し、空folderだけでshare失敗と判断しないでください。

独自pathをextra_model_paths.yamlへ書くと消えるのはなぜですか?

Stability Matrixはstability_matrix sectionをshared model path用に更新します。独自pathは管理sectionの外側へ置き、ComfyUIの設定とアプリのshared-folder設定が一致しているか確認してください。

1.2 TBのComfyUI modelが消えた場合、v2.16.4へ更新すれば戻りますか?

公式release notesはv2.16.4で削除経路を修正したと説明していますが、既に削除されたfileの復元は約束していません。更新は今後の操作に関する修正として扱い、データ復元の保証と混同しないでください。

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